皆さまは、愛用品の中に革素材の製品はお持ちですか?

 

インテリアや衣類にも使われる素材ですが、

いちばん身近なのは、やはりお財布やバッグだと思います。

 

そんな革製品を見ていると、「ヌメ革」「なめし」「シュリンクレザー」など
聞き覚えはあるけどよく分からない…

ぜんぶ革じゃないの?

と、お買い物の際に困惑する、なんてことはないでしょうか。

 今月は、フォルナでよく使用している革の用語を中心に、

 

古来から私たちの身近にあった革という素材のお話をしようと思います。

 

皮と革、どちらも読み方は「カワ」ですよね。

しかし、そもそもは動物の皮なので、加工しなければ腐ってしまいます。

その動物の原皮(Skin)を、製品に使用できる革(Leather)にすることを「鞣し(なめし)」といいます。

 

鞣しには主に、植物性のなめし剤を使って行う「タンニンなめし」と

化学薬品や鉱物性の鞣し剤を使用する「クロームなめし」があります。

 

 

革製品の素材の中で、最もポピュラーな牛革。

フォルナは殆どの革製品で牛革を使用しています。

基本的に肉牛の皮を使用することが多いので供給が安定しており、

無駄な殺生が避けられます。

 

 

そして、美しさ、頑丈さ、加工しやすさが揃っていて、利用価値の最も高い皮革です。

 

 

なんだか良い革というイメージはあるけど、ヌメ革って実際なんだろう…?

正解は、前述した「タンニンなめし」で処理された革のことを言います。

 

 

タンニンなめしを施されたヌメ革の特徴は、

革そのものの風合いや味わいが魅力です。

高い強度と、長く使えば使うほど柔らかくなじみ、

革の醍醐味である経年変化が分かりやすく楽しめる素材です。

 

 

鳴き革とは、革同士を擦り合わせると「キュッ」と革が鳴る、風合いの良い革の通称です。

 

 

鳴き革は、前述した「タンニンなめし」と「クロームなめし」両方の長所の活かした

「混合なめし」で処理されています。

それにより、タンニンなめしのような革本来の良い風合いと

クロームなめしの柔らかさや型崩れしないという特徴を、併せ持っています。

 

 

フォルナの製品でも、多く名称に付いている「シュリンク」というワード。

シュリンク(Shrink)は英語で、縮むという意味になります。

 

 

これは、なめしの工程で薬品を使って皮の表面を縮ませ、

シボ(皺)を強調し、独自の風合いを出している革です。

表面に表情が出るだけでなく、質感が柔らかくなり、

原皮にもともとあったキズなどが目立たなくなるという長所もあります。

 

 

つまり、例えば「ヌメオイルシュリンクレザー」という名称は、

ヌメ=タンニンなめしを施した、オイル=オイルをよく染み込ませた、

シュリンク=シボが強調された、レザー=革、ということになります!

 

 

簡単ではありますが、今月はバッグやお財布の主な材料となる革のお話をさせて頂きました。

少しでも、お買い物をされる際の参考になれば幸いです。

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